
こんなツイートをしました。
春は多くの方にとって様々な変化がある季節ですが、ご自身の体調や心の変化にも気を遣ってあげたい時期です。
・引っ越し
・進学
・就職
・異動
ワクワクするようなプラスの環境変化でも発症しうるのが適応障害。少しでも異変を感じたら早めにリフレッシュしてノンストレスな生活が送れますように?— りゆ@療養中フリーランス (@riu8log) April 1, 2020
先日の投稿でも軽くふれましたが、私自身この数年のあいだに2度の適応障害を経験しました。
その2度目の適応障害になったのも
先ほどのツイートの内容にもあるような環境の変化によるものでした。
Contents
適応障害とは??
適応障害とはストレスが原因で引き起こされる感情や行動の症状によって、仕事や学業、家事育児を行うなどその人の社会的機能が大きく阻害されたり、困難になっている状態である。その人にとってはストレスに感じることが、他の人にはストレスではないこともあるように何をストレスに感じるか、ストレスにどのように対応するか、耐えられるかという耐性は人それぞれである。この場合のストレスとはその人にとって重大な生活上の変化や、ストレスが解決されないままストレスに満ちた生活や生活する中での出来事を指す。適応障害の誘因になるストレスは、PTSDと異なり、職場環境、学校での出来事や人間関係など日常生活で起こり得る状況である。
適応障害は、原因(ストレス要因)がはっきりしていればそこから離れることができれば症状は改善します。
ストレス要因をなくすことができない場合にはカウンセリングを通じて本人の適応力を高めていくといった治療がなされます。
わたしの1度目の適応障害の要因は会社の直属の上司でした。
モラハラが酷く、専務に何度も相談をして注意はしていたようでしたが改善はなされず
結局わたしが別部署に異動したことですっかり症状はよくなりました。
新社会人であれば、学生や子供という立場を失い、
異動した社会人であれば、これまでの役責や人との関わりを失います。
この時期、新生活と喪失体験の両方に適応しなくてはならないのです。
何かを手放したことに寂しさや悲しみを感じる一方で、
何か新しいことに期待と不安を抱きつつ、とても慌ただしく過ごしているうちに、
次第に「ストレス」をため込み、疲弊していく人も少なくありません。
私が2度目の適応障害になったのは
結婚・住宅の購入・両家での交流会・引っ越しなど
入籍を期に環境がガラリと変化しそれにこころがついていけなかったことが要因でした。
なんでもないようなことでイライラしたり、悲しくなったり情緒不安定でしたが
当時はマリッジブルーなのかな・・・?とそこまで重要視していませんでした。
そんなことよりやらなきゃいけないことは山ほどあるし、
仕事も忙しい時期だし、と放置してしまった結果、状態は悪化していきました。
適応障害はストレスが慢性的に持続する場合、症状も持続します。
また、適応障害はその後に発症するより深刻な病気の前段階ということもあり得るのです。
まさに私自身が適応障害を経て双極性障害となり、壮絶な経験をしました。
現在も治療中です。
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こんな症状を感じたら・・・
- 気分の落ち込み
- イライラする
- 不安になる
- 緊張感が続く
- 意欲の低下
- 食欲不振
- 睡眠障害
- めまい、動悸
- 発汗
それはこころと体があなたにSOSをしているサインです。
早めの医療機関の受診が大切です。
あるいは適応できていない要因を遠ざけることができるのであればそれが最速の改善法です。
かと言って合わないからとそのたびに環境を変えるのはむずかしいですよね。
その場合は適度に休みをとったり、自分の好きなことでリフレッシュしたりと
なるべくストレスを溜めないような生活が理想的ですね。
参考書籍
