

あなたのお勤めの会社では朝礼でのスピーチがありますか?
朝礼スピーチを克服するには意外とシンプルな解決法があります。
解決のカギは考え方とあなた自身の行動にありますよ!
・朝礼のスピーチではなにを話せばいいかについて解説します
・だんだんと人前で話すことが苦じゃなくなる答えをお伝えします
・朝礼スピーチでなにを話せばいいかわからないし、話すネタもない
・人前で発表するのが苦手。うまくなれるのならその方法が知りたい
1日の仕事を気持ちよくスタートさせるために参考になれば幸いです。
よかったら最後までお付き合いくださいませ。
Contents
なぜ朝礼でのスピーチが嫌なのか?
売上や営業報告を聞いているあいだなど、他のひとの話を聞いているときは苦痛でなくても
いざ自分が発言しなければならないときは嫌だ・苦手だなど思うひとが多いのではないでしょうか?
それはアウトプット(発表する)よりもインプット(聞いているだけ)のほうが楽だからです。
なにを話せばいいかわからない
これに対する答えは明快です。
スピーチする内容、それは仕事・会社のことです。
会社によって朝礼のやり方はさまざまで、プレゼンの練習として
スピーチの題材はなににしてもOKという企業もありますが、
よっぽど話したい、共有したい内容があるときをのぞいてスピーチの内容は仕事・会社のこと一択です。
「なんで仕事のことなの?天気や趣味、時事ネタでもいいんじゃないの?』
と思ったあなた、果たしてそのようなテーマでスピーチして聞いているひとはどのように思うか考えましたか?
よっぽどスピーチが上手で相手を引き込むような伝え方がデキるひとは別として、
自分に興味がない趣味や時事ネタを話されたって『ふ〜ん』で終わってしまいますよね。
小学校のころ校長先生の話がつまらなかった、
しかもどんな話をしていたのか1ミリも覚えていないという現象と全く同じです。
聞いてくれるひとのためになることを話すほうがいいよね~

人前で話すと緊張してしまう
なぜ人前で話すと緊張してしまうのでしょうか?
多くの場合は
- 上手に話せなくて恥ずかしい思いをするのが嫌だから
- 自信がないのに注目されてあがってしまうから
- 頭が真っ白になってしまって話すことを忘れてしまったなどの失敗体験があるから
こんな理由のひとが大半でしょう。
スピーチネタは探すものではない!自分の中から出てくるものである
さて、スピーチする内容は仕事・会社のことと言いましたが
具体的にどんなことを話せばいいかについてお伝えしていきます。
結論からいうと、仕事での気づき・社員の変化(社員への感謝)です。
あなたは思考停止していませんか?

そんなあなたは危険信号です!
ざんねんながら思考停止のまま仕事をしている証拠です。
たとえどんな雑務だとしても仕事には必ず意味があります。
毎日おなじルーティン業務の繰り返しだとしても何もかも全くおなじ日はありません。
その仕事はなんのためにやっているのか?
目的意識をもち仕事をすることで必ず気づきはあります。
- あなたの対応ひとつ改善して顧客の反応がどう変わったのか?
- あなたの考えた施策で営業の数値がどう変化したのか?
- あなたの作成した資料に上司はなんとアドバイスしたのか?
思考停止したままで8時間労働するのと考えながら労働する8時間。
成長にも繋がりますし、圧倒的に後者の方がいいですよね。
また、会社に勤めているなら仕事はひとりではできません。
一緒に仕事をしている仲間に感謝なんて一度もしたことない、なんてひといないですよね。
感謝をされて嬉しいきもちになるひとはいても、嫌なおもいをするひとはいません。
照れくさかったりするかとは思いますがぜひ感謝のきもちを伝えてみましょう。
感謝=承認することでモチベーションもアップするのでいいことづくしです。
上手に話せなくたっていい
スピーチは上手に話さないといけないのでしょうか?
決してそんなことはありません。
伝えたいことが伝わればいいのです。
うまく話せないと恥ずかしい思いをする・・・と感じているひとは
自分の実力以上に自分をよく見せようとしています。
ただ、実際のところ自分の実力以上のものはできません。
なので潔くあきらめましょう。
話すことが決まっていれば不安感も減りますし、
ノープランの時よりかはいくらかうまく話せるでしょう。
あとは、場数をこなすこと。これにつきます。
あなたの身近にスピーチが上手なひとがいたとしてもそのひとも最初から上手だったわけではありません。
焦って「上手く話さなければ!」と思うことはないから大丈夫ですよ。
脱・思考停止。実際にやって意味なかったこと・効果テキメンだったこと
わたしは圧倒的に思考停止していました。

毎朝の朝礼が憂鬱でした。
その現状をどうにかしたくて試してみたことをお話しします。
朝礼スピーチ台本をつくっていた
私の勤め先での朝礼内容は10個あるバリューのうち日替わりで1つずつテーマにしてスピーチする、というものでした。
【 バリューとは:企業や組織が社会に対して提供したいとする価値のこと 】
企業によって言い方は違いますがどれも同義語ととらえていただいて差し支えないです。
- バリュー
- クレド
- ポリシー
- 行動指針
そこで、なにをしたかというと
10個の項目どれがきてもいいように1つ1つに対して台本をつくっていました。
しかも定時後に自宅やカフェにこもって、思考停止した頭で絞り出して。
なんという無駄な時間・・・・・
しかもファシリテーター(朝礼の進行役)の気分で
「今日はバリューからではなく、趣向を変えて経営理念についてにしましょうか」とか言われた時の絶望感。
さらには別の人のスピーチ後、
「ではりゆさん、今の発表に対して要約と承認をしてください」
は・・・・?( ^ω^ )
融通がきかないとこういったことが起こったときなにもできない無力さを痛感しました・・・
私の場合、前日からスピーチ台本をせっせとつくることは無駄でした。
デキる人を観察した → 猛読書した
私が当時勤めていた会社にはスピーチ含め仕事全般とても優秀な上司がいました。
そのデキる上司を観察(といっても雑談などで他のひととどんな会話をしているか聞くということを)してみました。
わかったことはとんでもなく学びの量が多いということでした。
ネットのニュースをチェックし、かなりの量の読書をして、セミナーに行って、オンラインサロンに入っている。
とにかく学びへの自己投資が半端じゃない。
そして朝礼や雑談、飲み会などアウトプットも大量にしている。
とりあえず思考停止状態だった私はとにかく本を読んでみようと思い
月に最低10冊は本を読むようにしてみました。
読んで気づいたことや学んだことはなるべくひとに話したり
ノートに書き出したりということも合わせてやってみました。
すると3ヶ月目に入ったころ、明らかに変化がでてきました。
「Aの本に書いてあることってこないだ読んだBの書籍にも書かれていたよな・・・・」
だんだんと知識や思考力がついてきた実感がありました。
点と点がつながって線になるような感覚です。
この頃にはもうちまちまスピーチ台本をつくらなくても
その場で話すこと・要約することが自然とできるようになったのです。
こうして私は無事に思考停止状態から脱却できました!
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【まとめ】考え方と行動次第で変われる!
いかがでしたでしょうか?
憂鬱な気分でその場しのぎの朝礼で1日をスタートさせるか、
気楽にいい気分で朝礼をおこない1日をスタートさせるかはあなたのちょっとした考え方と行動次第です。
- 朝礼スピーチで話すことは仕事・会社のこと一択
- 常に考えて仕事しよう。仲間に感謝して伝えよう
- 自分の実力以上のことはどうあがいてもできない。慣れていこう。
- インプットがなければアウトプットはできない。近道は本を読むこと。
