

紙でもExcelなどのデータでも、書き出すことで思考を見える化してスッキリ整理。
だれにでも簡単にできる方法だから試してみてください!
・目的を達成するために具体的に何をすべきかわかる
・他にも「問題解決」「情報整理」にも使えて応用方法は無限
・なんとなくやりたいことがあるけど具体的にどうしたらいいのかわからない
・問題解決の糸口の見つけ方が知りたい
・目標を具体的に定めたい
思考が見える化されるのでなにに取り組むべきか明確になります。
また、野球の大谷翔平選手もマンダラチャートをつかって成果を出していたことでも注目を集めました。
Contents
マンダラチャートとは?
あなたは目標設定や問題解決をするとき頭の中だけで考えていませんか?
あるいは文章で考えていませんか?
マンダラチャートとは目標までに具体的に何をすべきか、必要な要素を見える化するシートのことです。
3×3マスのコマが9つあるシートです。
目標達成までに必要なことが明確になっていれば
自分は何をしたらいいんだろう・・・と迷うこともなくなります。
大きな目標を達成するために小さな目標を達成していく、
優先順位立てて現状の把握ができるので少なからず迷いがある方には情報の整理に役立ちます。
具体的により明確に思考を整理するにはときに短文や単語で表に書き記していくことでよりクリアにすることができますよ。
大谷翔平選手もマンダラチャートで夢を掴んだ
現在はメジャーリーガ―として活躍、二刀流でも有名な大谷選手。
彼が高校生の頃に書いたマンダラチャートがこちらです。
参考元:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/02/02/gazo/G20130202005109500.html
彼はここまで緻密に考え、行動したことによって成果をとげたのです。
成果を出す人とそうでない人は目標の設定の仕方も、それにともなう具体的行動もやり方が違うのではないでしょうか?
マンダラチャートのやり方
step
1まずは中央のマスに大元の達成したい目標を書き込みます
ここは定量的でも定性的でもOK!
step
2その周囲の8マスに目標を達成するために必要な要素を書き込みます
目標達成にはなにが必要なのかを考えてみよう。
step
3その周囲の8ブロックの中央マスにStep2で書いた要素を転記します
より具体的にするためのステップです。
step
4最後に8ブロック内の空欄に達成に必要な行動目標を書き込みます
ここはできるだけ期日が決められるもの・ルーティンですること、進捗が追えることにしよう。
- 無理に全てのマスを埋めなくてもOK。無駄に行動目標を増やすくらいなら本当に必要なことを優先できるようにしよう!
- 行動目標は具体的&定量的に決めよう!あとあと迷いが出てこないためにも大事です
実例付きで解説!実際のシートをみてみよう

筆者の簡易プロフィール
- フリーランス一年目で仕事と経済力にやや不安
- 精神疾患がありその寛解にむけ治療中
- 人付き合いが苦手
「自分を大切にする」をテーマに、どんな要素があれば人生を豊かにできるか考えてみました。
すべてのマス目を埋めることで中央の8マスだけでは具体化できなかったことも
より解像度が上がった行動目標が見えるようになりましたね。
どうしてもすべてのマスを埋めなければならないわけではないですが
「どうしたらいいのか」ということを研ぎ澄ますためにもまずはできるかぎり埋めるようにしてみましょう。
新たな課題点の発見にもつながります。
ですができるだけ「定量的に」といった割にはなんだか曖昧な部分も・・・
そんなときはさらにシートを記入してより具体的にどうしたらいいのかを深堀りしていきましょう!
もっともっと具体的にしていこう
このシートは先ほどの「人生を豊かにする」ためのシートの黄緑色の部分、
「健康」をより深堀りするために健康を囲う9つのマスを中央に再配置したシートになります。
ひとつめのシートでは出てこなかったさらに具体的な方法が出てきますよね。
こうしてひとつのシートで具体化できなかった部分に関しては
その部分を中心にもってきてさらにマンダラチャートを埋めていくことで
より明確になにをしていけばよいのかが見えてきます。
一度目のマンダラチャートで応えがみつからなかったときには
ぜひ更なる深堀りをしてみてくださいね。
【 応用編 】目標設定だけじゃない!問題解決の場面でも使える
マンダラチャートの良い所は、目標設定だけでなく問題解決や自己分析、情報整理などいろんな場面で使うことができます。
例えば就活、転職のときに自分の強みを発見する自己分析シートにもなりますし
セミナーを受けた後で内容を復習しようと思ったときには情報整理シートにも応用がききます。
次の項では「問題解決」の具体例をみていきましょう。
【 具体例 】「副業、なにしよう・・・」
普段は会社員をしている方が副業をはじめるにあたってなにをしようか迷っているとします。
その場合のマンダラチャートを見てみましょう。
このシートを見てわかることがあります。
この場合、「せどり」と「FX」に関しては興味がない、あるいは知識がないということです。
逆に「ブログ」の項目についてはどうでしょう?
ここはすべてのマスが埋まっており、もともと興味があるということがうかがえます。
この場合「じゃあブログをまずはじめてみよう!」とするのでもいいし、
一度それぞれの情報収集をしてから
- 副業で月いくらぐらい稼ぎたいのか?
- どのぐらい時間を充てられるか?
なども明確にしたうえでシートの記入をやり直してみてもいいかもしれません。
またメリットやデメリットなどももっと記入できると比較がしやすくなるのでおすすめです。
【 具体例 】「結婚、どうしよう・・・」
人生に一度あるかないかの大事な決断のときですね。
悩むということは相手に何かしらの不安要素があるのか、自分自身の中で決め切れていないのか。
まずはマンダラチャートを見てみましょう。
マス目が多く埋まっているところは無意識でも自分が重要視しているところです。
このシートの場合、「性格」「経済的」を大事にしていて、一見問題ないように思えますが
「経済的」の項目では少し不安がある状態です。
こういったときは「経済的」を中央にもってきてもう一度マンダラチャートをやってみてもいいですね。
昨今ではマッチングアプリなどの普及で恋人期間が短く結婚を判断する場合が以前とくらべても多くなってきています。
自分が結婚相手に求めるものは本当は何なのか、というところに関しても
ぜひ思考整理のためにマンダラチャートを試してみてくださいね。
【 まとめ 】何をしたらいいかわからない人はまずやってみよう!
マンダラチャートは目標を達成するために具体的に何が必要なのかを見える化することができます。
論理的に考えることができるので自分の気持ちを整理することにも向いています。
試しにマンダラチャートをやってみたいというひとには「72Action」というアプリがおすすめです。
無料ダウンロードできて評判も良いです。
筆者は手書きでチャートをつくることをおすすめします。
紙に書いた方が後から見返しやすいですし直感的に書き込むことができるからです。
便利な手帳もありますのですぐに取り組むことができます。
本記事のおさらい
- 目標をわかりやすく見える化できる
- 行動目標は具体的・定量的に決めよう
- 問題解決・情報整理・自己分析などいろんなことに応用できる
プライベートの場面でも仕事の場面でも使えるマンダラチャートをぜひこの機会に生活の一部に取り入れてみませんか?
関連記事
-
-
【具体例】目標設定の方法をテンプレート付きで解説!【SMARTの法則】
続きを見る
